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2021-03-03 10:39:00
鮫ケ尾城跡 さめがおじょうせき
新潟県妙高市大字宮内
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標高一八三メートルのところにある城山が、鮫ガ尾城の跡です。
この城は、上杉謙信が春日山城の支城として築き、信越方面を警備する重要な場所でした。
天正六年(一五七八・室町末期)の三月、上杉謙信が四十九歳で死去すると、養子の景虎と景勝が家督をあらそった”御館の乱”がおこりました。
翌年三月、敗北した景虎は実家の北条氏をたよって関東へ脱出しようとして、ここ鮫ガ尾城に立ちよりました。
しかし城主堀江宗親の裏切にあって、三月二十四日、ここで自刃しました。
今なお残る土塁や空堀腰曲輪などで、かつての戦国の要害のようすを知ることができます。
2021-03-01 14:29:00
府中八幡宮 ふちゅうはちまんぐう
新潟県上越市西本町3-5-15
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府中八幡宮は府中(直江津)の中心にあったといわれ、平安時代の貞観一二年(八七○)、石清水八幡宮を分霊して、越後の総社として歴代国司の厚い保護を受けていたといわれます。
御館の乱で建物は焼失いたしましたが、寛永九年(一六三二)、高田藩主松平光長によって再建されたのが現在の建物です。