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2020-07-25 09:57:00

田代平・雪中行軍遭難者の銅像

青森県青森市駒込深沢

017-723-4670

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八甲田山を語るとき、田代平にまつわる壮烈なお話をぬきにする事はできません。田代平は八甲田連山の主峰大岳の北東の山裾に広がる高原で、その中心部は広大な湿地性の草原で、大小の沼が散在し、そのうちの一つの田代沼から流れ出る駒込川が、狭く長い谷を作っています。いわゆる裏八甲田といわれる地域です。明治三五年(一九○二)一月、青森第五連隊の将兵たちが、青森から三本木へ向う雪中行軍の途中、三日間にわたる未曽有の猛吹雪に遭遇し、二一○名中、一九九名が凍死するという惨事のあったところなのです。高原の中心から七キロほど青森寄りの、小高い丘の上に、明治三九年七月に建てられた雪中行軍遭難者の銅像があります。この銅像は、遭難した時の服装をした後藤伍長の立像で、吹雪の中で、不動の姿勢のまま立ちつくし、救援軍のためによい目標になったといわれます。このほか県道近くに、露営地跡を示す標柱が立っており、また市内の幸畑(こうはた)に犠牲者の墓地があります。