インフォメーション

2020-07-25 15:16:00

ホーハイ節 ほーはいぶし

青森県つがる市森田町

-------------------------

 

青森県津軽地方の民謡です。こんお民謡には面白い話があります。今から三百数十年以上前の事です。お玉という女の人が営んでいる、峠茶屋がありました。津軽為信が、青森の油川城を攻めた時、戦に敗れ、雨にも降られ、すごすぐと引き返して、この峠まで来ました。みかねたお玉が兵士達を中に入れ、衣服を干し、腹ごしらえをさせたのです。感激した為信が、即興的に、「お玉家(たまんち)コアホ ハイ、どこだぱなャエ、お玉家コァここだじゃ」と唄いますと、おかしな節まわしなので兵士達がどっと笑いくずれ、色々な文句をつけ、次々と唄いました。そうしているうちに兵士達の元気が回復したので、油川に引き返し、一気に攻略したということです。その時の唄が、「ホーハイ節」として今に伝わっております。この唄は、男の人によって、純粋な裏声(ヨーデル)で唄われますが、日本ではヨーデルを使う民謡は珍しく、「津軽の旋律」を編曲した、木村繁先生のお話では、アルプス地方のヨーデルとよく似ているそうで、北日本の人種が、シベリヤ地方から入って来たという説と関連して興味のある話です。「津軽富士ホーハイホーハイホーハィ 高いナーェ 名は岩木山 婆の腰ァホーハイホーハイホーハイ 曲がっナーェ 稲の穂みのる 稲の花ホーハイホーハイ 白いでやナーェ 白い花みのる」