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2020-07-25 15:18:00

民謡・弥三郎節 みんようやさぶろうぶし

青森県つがる市森田町下相野

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文化五年(一八○八)の秋、下相野の弥三郎という百姓が、人を介して大開の万九郎家から、嫁を貰ったのですが、嫁は親達の気にいらず、いじめられるのです。肝心の弥三郎は、手をこまぬいて見ているばかり、そのうちに嫁は離縁になり、辛棒強かつた嫁も、ついに家を出てしまったというお話です。その女姓は、まもなく他家に嫁ぎ、晩年は幸せに暮らしたそうです。弥三郎節は、一から十五までの数え唄です。「ーッァエ 木造新田の下相野 村のはずれェの弥三郎ァエ アリャ弥三郎エ- 二ツァエ一 二人三人と人頼んで 大関万九郎から 嫁もろた 三ツァエー 三ッもの揃えでもらた嫁 もらてみだどこァ 気に合わぬ 五ツァエ いびられはずかれにうめられ 日に三度の口つもり 六ツァエ 無理な親衆に使われで 十の指ツコから血コ流す 九ツァエ ここの親だち皆鬼だ こごさ来る嫁みな みなバカだ 十五ァエ 縁のないもの是非もない 泣きの涙で ひまもらた」。何とも哀しい詩です。