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2020-07-26 08:23:00

下北半島を望む しもきたはんとうをのぞむ

青森県

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巨大な斧の形を思わせる下北半島には、日本三大美林(桧、杉、ヒバ)の一ツ、ヒバ(アスナロ)の原生林があり、仏ヶ浦を中心にした西海岸一帯と、半島の中央部に広がる恐山周辺は、下北半島国定公園になっています。又、日本猿北限の生息地にあたり、酷寒の下北に生息し越冬する事は珍しく、世界的に注目を集め、最近は、観光地としても、自然と風物がクローズアップされています。其の一ツに、日本三大霊場(高野山、比叡山・恐山)の恐山があります。至る所に硫気孔があり、硫黄が湧き出すところで、澄んだ宇曽利湖と共に、地の果てのような寂寞とした感じが漂います。近くには、渓谷と紅葉で知られる薬研温泉や、東北の端には尻屋崎灯台。奇岩怪石の連なる、西海岸の仏ヶ浦は、切り立つ断崖が、多彩な美しさを見せています。荒波に洗われて林立する岩を、人々は仏になぞらえ、信仰の場としていました。海岸には、五百羅漢や地蔵岩、如来の首などと名づけられた岩が並び、荘厳なふんいきを感じさせる所です。旅の作家大町桂月は「神の技、鬼の手造り仏うた、人の世ならぬところなり。」と詠んでいます。