インフォメーション

2020-07-26 08:29:00

方示 ほうじ

青森県

ーーーーーーーーーー

一戸~九戸の広大な土地の四方には、東西南北を現わす柱が立てられ、「方角を示す」と書いて方示といったそうです。年月がたったり、風雨にさらされ見えなくなりますと、人々は方示がないないといって探したそうです。今でもこの地方では方角がわからなかったり、何がなんだかわからない事を、”ホンジナシ”というようです。意識不明になったというのを、”ホンジなくした”といい、ハッキリしない人のことを、”ホンジのない人だ”といいます。柵戸の中、東西南北のところどころに設けられた門の事を”ラチ”といいました。この中に住む人、出入りの人は必ずこの”ラチ”を通り、役人の検閲を受けました。”ラチ”は一定の時間が来るまでは開きませんので、皆なイライラして待っております。現在もはっきり解決がつかない時に、「ラチがあかない」といいますが、ここから出たものと云われます。