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2020-07-26 08:36:00

十和田・八幡平国立公園 とわだはちまんたいこくりつこうえん

青森県・岩手県・秋田県

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青森県の十和田湖を中心とした、十和田国立公園に、昭和三十一年七月に岩手、秋田両県にまたがる高原、八幡平地区が追加指定されて、「十和田八幡平国立公園」となりました。東の茶臼岳(一五七八)、南の畚岳・もっこだけ(一五七八)、西の焼山(一三六六)などを含めた地域を、八幡平と呼んでおりますが、せまい意味ではこの高原のほぼ中央(一六一四)の頂を、八幡平頂上と呼んでいます。那須火山帯に属し、アスピテ型火山として知られ、頂上は平坦地で高原台地を成しております。頂上付近は高山植物の咲き乱れる高原湿原が広がり、その中に八幡沼、蟇沼(がまぬま)などの火山湖が点在し、女性的な高原風景が展開しています。南側が開け、鬼ヶ城の峰を連ねる岩手山とその右に裏岩手の山々や秋田駒が望まれます。茶臼岳や畚岳(もっこだけ)も見られ、多種多様な火山の模型を見るようです。南東にある岩手山は、八幡平より後に噴火したものです。温泉も多く、県内側に松川、藤七、網張、国見など、山麓に点在する温泉は二十以上あります。近年山岳道路、”アスピーテライン”などの開発によって訪れる人も多くなりましたが、まだ自然の美しさの残る八幡平は、山、高原、渓谷、温泉と、全ての恵みをかね、満足できる国立公園です。 *アスピーテ火山:噴火の時、ねばりけの少ない熔岩が流れ出して出来た、傾斜がゆるく、高さが低い広い裾野を持っています。 コニーデ型火山:噴火の時、熔岩や火山灰などが積もって層になり、成層火山といって、美しい円錐型で裾野が長い。 トロイデ火山:噴火の時、ねばりけの強い熔岩が流れ出し、頂上がもり上っている鐘状火山ともいう。 アスピーテライン:岩手県側の御在所温泉から、八幡平山頂近くを経て、秋田県側のトロコ温泉まで、約二十七キロの山岳道路を一般にはアスピーテラインとよんでいます。 八幡平がアスピーテ火山なので、この名がつけられました。オオシラビソの樹海、湿原や湖沼が車窓に展開する、快適な観光道路です。標高差六百メートルを登ります。