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2020-07-27 13:16:00

秋田の名物

秋田といいますと、お米、杉、民謡、美人、お酒となります。秋田県は東北の灘といわれますように、大変お酒のおいしい所です。この地でお酒が造られるようになりましたのは、四百年ほど前のことで、佐竹候が秋田に移ってこられてからです。お酒が好きな殿様でしたので、大阪から酒造りの職人を呼び酒を造りました。秋田の気候、水、風士、米が酒造りに適し、あわせて酒樽の秋田杉が一層風味を増しました。酒に肴といいまして、秋田は鍋物もおいしいところです。郷土料理に、「キリタンポ」や「塩汁鍋(しょっつるなべ)」があります。「キリタソポ」は、よく各家庭でつくるようになりましたが、「塩汁鍋」は、珍しい鍋ものです。雪の降り初めごろ獲れるハタハタとか、小鯛、小鯵などの小魚類を、塩とコウジを一緒につけ合はせて保存します。醗酵し風味を持つようになり二、三年たつと魚がとれてきます。その汁で、お豆腐や野菜、ハタハタを入れて煮る、ササッパリした塩味のチリ鍋の一ツです。塩がショッとなり、汁をツルと発音し塩汁でショツルとよみます。 *「キリタンポ」は、味の良い秋田米を炊き、少しつき固め、杉串に竹輪のような形にかためつけ、囲りをこんがりとやき、鶏スープに、正醤、味噌で味付けし、他に鶏肉、キノコ、ゴボウ、ネギ、適当な大きさに切ったキリタンポを入れ、よく汁をしみこませてから食べます。昔、武士の兵糧としてつくられたのが始まりとも、又、大阪城落城のおり、当地に逃れて来た真田幸村の考案によるものだという説もあります。