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2020-07-27 13:33:00

栗田神社・栗田定之丞 くりたじんじゃ・さだのじょう

秋田県秋田市新屋栗田町1−40 

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秋田県の海岸は、北の山本郡八森町から南の由利郡象潟町までの約百二十キロが、ほとんど砂丘になっています。冬は北西の季節風がはげしく、むかしは飛砂が民家や田畑を埋めつくすので、家を捨てて村を離れる者があとをたたなかつたといいます。今からおよそ二百年以上前、一七九七年(寛政九年)、栗田定之丞は久保田藩の砂留役につき、防砂林の造成をすることになります。以来十八年、砂との格闘がつづきましたが、垣状に木の枝をさし、その風下にグミやヤナギを植え、それが根づいたあと松の苗を植えて松の美林をつくることに成功し、飛砂の害を防ぐごとができました。はじめは駄々之丞とばかにしていた人々も、彼の死後その立派な業績をたたえ、山本郡大内田村や新屋村(秋田市新屋町)に栗田神社を建てて祀っています。