インフォメーション

2020-07-27 13:40:00

旧奈良家住居 きゅうならけじゅうきょ

秋田県秋田市金足小泉字上前8

018-873-5009

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

旧奈良家住居は一七五一〜六四年(宝暦年間)に、奈良家九代目喜兵衛門が銀七十貫の費用と三年の歳月をかけて建てたもので、農家建築の代表的遺構です。桂離宮と伊勢神宮を建築の世界的奇跡とたたえた、ドイツの建築家ブルーノ・タウトもこの奈良家住宅を絶賛しています。奈良家は一五五五〜五八年(弘治年間)に大和国(今の奈良県)から現在の南秋田郡昭和町に移住し、のちにこの地に住むようになったといいます。主屋は典型的な両中門造りで、奥行き二十一・八メートル、間口十・九メートル、馬屋中門は奥行き七・三メートル、間口が九・一メートルあり、屋根が寄棟茅葺で堂々たる入母屋造りです。部材は鉋(かんな)仕上げで、江戸中期(十八世紀中頃)の、秋田県中央海岸地帯の典型的な大型農家建築様式をよくとどめています。国の重要文化財に指定されています。