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2020-07-27 14:31:00

フキと殿様 ふきととのさま

秋田市仁井田

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秋田フキについて、次の様なおはなしがあります。寛延元年(一七四八)の徳川時代、江戸城の大広間で、各地から集った大名達が、お国自慢の話に花をさかせておりました。その中で、秋田の佐竹侯は「フキ」の自慢をしたのです。「秋田のフキは太さ竹のごとく、葉は傘のようでござる」と申したところ、そのようなフキを見たことのない大名たちに、「そんなフキがあるものか」と笑われてしまいました。腹を立てた佐竹侯は長木沢の阿部十右衛門に大フキさがしを命じました。十右衛門は山中からくきの周り一尺二寸(約三六センチ)、長さが一丈二尺(約三・六メートル)の大フキを見つけて献上しました。佐竹侯は大名たちを招いてこのフキを見せたところ、あまりの大きさに皆ビックリギョウテソ………。佐竹侯は大いに面目をほどこしたということです。