インフォメーション

2020-07-28 10:18:00

大龍寺 だいりゅうじ

男鹿市船川港船川鳥屋場34

0185-24-3546

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

中世に北奥羽の豪族であった安東氏一族の菩提寺で、一五七三〜九二年(天正年間)のころまでは女川(現船川港女川)にあったとつたえ、海上安全の神として信仰され、また人々の幸福、繁栄をねがう男鹿の霊場でした。ここの寺の多宝塔は鐘楼堂をかねており、こうした形はわが国では大竜寺にだけしかない、たいへん珍しいものです。寺宝として竜髪仏子(りゅうはつほっす)がつたわっています。この寺を建てたと伝えられている台巌俊鏡大和尚はたいへん徳の高い人で、海に棲む竜神までが和尚をしたい、美女に化身して夜な夜な寺に通ってきました。女の熱心さにほだされて和尚が得度して血脈をさずけると、竜神はたいそう喜び、髪をきり、おいていったそうです。この髪の毛で作ったのが竜髪払子だとつたえられています。境内に竜王殿、開山堂などがあり、開山堂には竜神信仰のあつい農民や漁民が百年以上も昔に奉納した、十六羅漢像や三十三観音像があります。