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2020-07-29 22:10:00

側清水地蔵尊 がわしみずじぞうそん

仙北郡美郷町六郷字小安門103-4

0187-84-0110

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町中のあちこちに清水が湧き出る町として有名な六郷町には、宝門清水や御台所清水など歴史的な呼名がついた湧水群が数多くあります。なかでも側清水のわきにある側清水地蔵尊は新町地蔵尊、馬苦労町地蔵尊と合わせて、六郷正徳三尊地蔵といわれ、人々に親しまれています。この三地蔵尊には、つぎのような言い伝えがあります。その昔、極楽寺に第八世として尼僧が住んでおられました。ある日のこと一人の旅僧が一夜の宿を求めて寺に泊っていった時のこと、翌朝尼僧が気がついてみると、尼僧がたくわえていた寺の金子百両と一緒に前夜の旅僧も消えていました。それから何年か後に、極楽寺に尼僧を訪ねて来た旅僧がいます。百両をぬすんだものの、どうしても良心の呵責にたえられず、金子を返えそうと同寺を訪ねましたが、尼僧はすでに他界しておりました。その旅僧は尼僧の冥福を祈るため、ぬすんだ百両でお地蔵様を建立したといいます。この地蔵尊は三姉妹で、側清水が長女、馬苦労町が次女、新町が末の妹といわれ、正徳二年(一七一二)の建立とされています。