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2020-07-30 16:23:00

玉川温泉 たまがわおんせん

仙北市田沢湖玉川字渋黒沢

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玉川温泉は、焼山の西山麓、標高七四○メートルの所にあって、いたる所から湧き出す九八度の温泉は、一分間に九キロリットルという、北日本随一の湯量と、硫黄成分の強烈さで知られております。玉川の地獄谷の活動は、八幡平中、最も激しいもので、ガス、硫黄、泥などが色々な規模で噴出し、その鳴動、噴出音は恐ろしいほどです。大釜と呼ばれる源は、直径四メ-トル位の幅になって滝の様に流れ落ちています。この温泉は今から三○○年ほど前に発見され、当時は鹿の湯とも酸ヶ湯と呼んでおりましたが、玉川沢の下流にあるところから玉川温泉と名を改めました。泉質は、強酸性の硫黄泉(含硫化水素酸性緑ばん泉)と、ラジウム放射能を含み、皮ふ病、神経痛、胃腸病など湯治効果にすぐれ、特に小児マヒに良いといわれております。大浴場を中心に、自炊専門の棟と、鉄筋建の旅館があり、大きな露天風呂が人気です。 *玉川温泉自然研究路:玉川温泉のすぐ横から、約一キロの遊歩道があります。以前は地獄森といわれていた所で、大釜や、噴気口が百以上もある様が見られます。又、この一帯から北投石が採堀されました。 *北投石:北投石は、かつて温泉が流れた湯川の河床に沈着したもので、ラジウム放射能を含む晶石です。「北投石」の名は、一九○七年に、台湾の北投温泉付近で発見されたところから名付けられたもので、日本では、別名、渋黒石と呼ばれ、ここだけにしかありません。北投石は、千古の謎を秘める玉川温泉のお湯に含まれている、放射性物質が沈積し、何千年も経過して出来た鉱石で、今までの研究では、温泉に含まれる、ラジゥム、トリウムが沈澱したものである事がたしかめられております。湯の温度や密度によって晶石のまじりぐわいが変化しますので、白と黒のきれいな縞模様になって見えます。大釜源泉から渋黒川合流点まで、北投石と共に、特別天然記念物に指定されております。