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2020-07-30 16:26:00

姫神山(大平山)・哀話伝説 ひめがみやま

大仙市

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この山一帯が市民公園として整のい、四季を通じて行楽客でにぎわっています。頂上からは雄物川をへだてて大曲市街と仙北平野が一望にでき、新秋田三○景の一つにもなっています。また、川岸に近い松山は安倍貞任の居城跡と伝えられ、源義家と貞任の娘のラブロマソスも伝説として残っています。そのお話をご紹介します。主人公は、その頃奥州征伐で飛ぶ烏を落す勢いの八幡太郎義家、ロマンスのお相手は、義家が首を狙っている安倍貞任の娘で貞姫といいます。義家は貞任の一族をつぎつぎに打破って、いよいよ神宮寺岳のそばにある、貞任の城へと駒を進めてまいりました。ところが、城は川をへだてて山の切りたったところにあるため、義家も容易には攻め落とすことはできません。戦いは数ヶ月にわたって続きました。この間に義家と貞姫のロマンスは芽生えたのです。川岸から毎日城を見あげて、作戦をねる義家の勇ましいヨロイ姿:.…それを見た貞姫は、すつかり心をうばわれ、自分の想いをあきらめようとすればするほど、想いはつのる一方でした。ある秋の宵、義家の吹く笛の音に、心をひかれて、貞姫はついに川を越え、義家のもとにかけつけたのです。それからも笛の音が聞こえると、姫はこつそり城からぬけ出して、義家との逢瀬をつづけていました。しかし、それも束の間、これを知った姫の父貞任は烈火のごとく怒り、姫をとらえて生き埋めにしてしまいました。その時貞姫は馬で逃れたのですが、追手がきびしく、馬をすて山にかくれたのですが、その馬をすてた場所を「馬捨場」とよび、姫がつかまる時に「助けて」とさけんだ沢を「お助け沢」、また処刑された姫の霊をなぐさめるために、村人たちが供養塔を建てた山が姫神山です。