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2020-07-30 16:40:00

畑鉱山と高寺観音 はたこうざんとたかでらかんのん

大仙市協和峰吉川

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元禄一六年(一七○三)、山をへだてた荒川村の畑鉱山で、大落盤事故がありました。この大惨事で荒川の水が七日七夜も血で濁ったという話が伝わっています。それにまつわる話を二、三してみましょう。その一:ちょうどその日は盆の十六日にあたり、大勢の抗夫が高寺観音のササラ踊りの見物に来ていました。高寺観音に詣った抗夫は助かり、鉱山に残って働いていた坑夫はみな圧死してしまいました。その二:畑鉱山の鉱脈には牛の形をしていたところがあります。牛は神聖な動物で手を触れてはならないといわれていましたが、坑夫はこの禁を破って牛の足にあたる部分を盗掘したため、坑道が崩れたといいます。その三:また、盆の十六日は給料日でした。山主が賃金を払うのがいやで、坑内に火をかけ、坑夫をいぶり殺したという話もあります。