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2020-07-30 21:44:00

出船の歌碑 でふねのかひ

秋田県能代市能代港

0185-89-2179

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「今宵出船か お名残おしや 暗い波間に 雪が降る 船は見えねど 別れの小唄に 沖じゃ千鳥も 鳴くぞいな 今なる汽笛は 出船の合図 無事でついたら 便りをくりやれ 暗いさみしい 灯影のもとで 涙ながらに よもうもの」。哀愁をおびた名曲として、昭和初期に藤原義江の歌で大ヒットした「出船」(作詩・勝田香月、作曲・杉山はせお)の歌碑が、歌の舞台となった能代港のいつかくに建てられ、一九八二年(昭和五十七年)五月一二日に除幕式がおこなわれました。青年時代、流浪の詩人だった勝田香月が能代港を訪れたのは、一九二○年(大正九年)の冬、日大の学生のときでした。粉雪の舞う能代港の小高い丘(現在の能代公園)から港を見おろすと、いまにも岸壁を離れようとする船が、大きな汽笛をならしました。この情景に別れを惜しむ女性のイメージをかさね「出船」ができあがったといわれています。