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2020-07-30 21:50:00

春慶塗り しゅんけいぬり

能代市万町2−11

0185-52-4841

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春慶塗りは一三六八から七五年(応安年間)に、堺の漆工春慶が考案したもので、木地を黄色または紅色に染め、透明な透漆を塗って木目の美しさを見せるものです。秋田には一六七三から八一年(延宝年間)のころ、飛騨(岐阜県)の国の山打三九郎という人がつたえています。この能代の春慶塗を飛騨の春慶塗に劣らぬのにしたのは、能代に住む石岡家初代の庄九郎でした。塗り物に塵のつくのをきらって川に舟を浮かべて仕事をしたほどで、その後材質の選択、気候湿度を科学的に研究するなど、いろいろな工夫をかさね、今日のような優雅なものをつくるごとに成功しています。下塗りをはじめてから完成するまで約三ケ月、塗られる漆は二十四種類、塗り方は秘法とされ、いまも石岡家に受けつがれています。