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2020-08-03 21:57:00

アツモリ草・名前の由来

下閉伊郡岩泉町

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アツモリ草はラン科の多年草で五、六月ごろ、紫または薄紅色の袋状の花をつけます。この地方の人々は「カッコウのヒシャク」とよんでおります。アツモリ草という名前は、次のようなことからっけられたといわれております。源平合戦のおりのこと、平敦盛が追手から逃れようと馬にまたがり、海に乗り入れますと、源氏方の熊谷直実に呼びもどされ、討たれてしまいますが、ラン科の一種の花が、その時敦盛が背負っていた母衣(ほろ)の形に似ていたため、その花がアツモリ草とよばれるようになったといいます。またカッコウのヒシャクといいますのは、この花が郭公烏(かっこうどり)のさかんに蹄くころ、ヒシャク形の花を咲かせるところから生れた呼び名のようです。