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2020-08-03 22:13:00

明戸川の鮭 あけとがわのしゃけ

下閉伊郡田野畑村明戸

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昔は鮭がたくさん上った川だと伝えられています。その昔、弘法大師がこのあたりを通った時、川のほとりの小屋に老婆がおりましたので、大師はお経を読んであげました。そして「これお婆、腹がすいているので一椀なりとも飯を所望いたしたい」と頼みました。ところが老婆はそれを冷たく断ってしまいました。そこで大師は、老婆の心を改めさせようとして、川端にあった石を空高く放り投げました。石はそのまま南の方へ飛んで行き、宮古市の津軽石川に落ちて、その川に鮭がのぼるようになり、現在の南部鼻曲がり鮭の名産地になったと伝えられています。一方、明戸川には、それ以来、鮭がのぼらなくなってしまったということです。