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2020-08-04 21:21:00

岩手山 いわてさん

八幡平市、滝沢市、雫石町にまたがる

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岩手山(標高二千四十一メートル)は県内でもっとも高く、東・北・南側の裾野を長くひく美しい姿から「南部富士」とか「岩手富士」とよばれています。岩手山の南にある小岩井農場から眺めますと西に黒倉山、姥倉山、犬倉山、大松倉山、三ツ石山の千四、五百メートルの峰が八キロ以上にわたってつづき、まるで岩手山から連なる山脈のように見えます。こうしたことから「南部片富士」の異名もあります。十和田八幡平国立公園の南部をしめています。岩手山は西岩手山と東岩手山からなり、はじめ西岩手山が噴出し、北壁の屏風尾根と南壁の鬼ケ城はその外輪山で、火口内に火口湖の御釜湖と火口原湖の御苗代湖があります。のちに薬師岳を最高峰とする東岩手山が噴出し、御鉢とよばれる火口内に中央火口丘の妙高山ができました。享保四年(一七一九)に、北東斜面で噴火が起こり、流出した三・五キロにおよぶ溶岩流は、焼走(やけはしり)溶岩流として国の天然記念物に指定されています。