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2020-08-05 09:29:00

岩手・不来方の名の由来 いわて・こずかたのゆらい

盛岡市内丸1

019-651-4111

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不来方、岩手の地名についてこんなお話があります。市内にある東顕寺の裏に、注連縄が張られた三ツの大きな石がありますが、この石は岩手山が噴火した時飛んできた石といわれ、いつの頃からか、三ツ石様と呼ばれ、村人の信仰を集めるようになりました。昔、羅殺(らせつ)と呼ばれる鬼がこの辺りに住みつき、村人や、旅人に目に余る悪業をしました。困り果てた村人達は、”何とぞ羅殺を捕りしずめてくれますよう”と、三ツ石様に祈願しました。祈りの効果は早く、ある夜羅殺(らせつ)は、三ツ大石に縛りつけられてしまいました。羅殺は苦しさのあまり、「二度と悪さは致しませんし、二度とこの里にも姿を見せません」と詫びました。三ツ石の神様は”二度と悪さをしないという標(しつし)をたてるなら”といわれて、三つの石に鬼の手形を押させ、追い出してしまいました。羅殺は北に去り、二度と姿を見せませんでした。それ以来この地方を”岩手の里”と呼ぶようになり、叉、二度と北の地に来ないと誓った鬼の言葉から、「不来方」の名が出たといわれます。今もこの地方に伝わる”さんさ踊り”は、羅殺の退散を喜だ村人達が、三ツ石様への感謝と嬉しさのあまり、踊り狂ったのがはじまりといわれます。