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2020-08-05 09:44:00

岩手山と姫神山の伝説 いわてやまとひめかみさんのでんせつ

盛岡市玉山区

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岩手山は姫神山を女房にしていました。ところがやがて岩手山は早池峰山に心を移し、姫神山に冷たくなりました。悲嘆にくれた姫神山は糸巻きを岩手山に投げつけ、それが落ちたところが五百森(現岩手郡西根町五百森)になったといいます。岩手山は送り仙に、姫神山を目の届かないところに吹きとばすように頼みます。しかし姫神山に同情した送り仙は、北上川のむこうに連れていってすわらせました。翌朝目を覚ました岩手山は目の前に姫神山がいることに驚き、怒り出しし、送り仙の首をはね、それが東南の麓にこるがっていき鞍掛山になったのです。その後も怒りつづけて白煙をはき、貞享三年(一六八六)から享保四年(一七一五)の三十三年のあいだに九十四回も火をふき、そのすさまじい跡を北東斜面に焼走溶岩流として残しています。