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2020-08-05 10:30:00

沢内甚句 さわうちじんく

和賀郡西和賀町

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「沢内三千石 お米のでどこ 枡ではかられで コレヤ 箕(み)ではかる」。農耕の喜びを唄に表現した、と思われるこの唄も、反対に、実は人身御供の哀歌ともいわれています。相次ぐ凶作に見舞われた農民は、雪の下の草まで食べて命をつなぐ有様ですが、年貢の取り立ては厳しく、困り果てた農民は、年貢の代わりに、お米という娘を殿様に差し出し、年貢を許して貰うことにしました。お米の犠牲によって村人達は助かったという言い伝えがあります。つまり甚句の、「お米の出どこ」のお米は、「およね」「箕ではかる」の箕は「身」(からだ)だったのです。村内太田にある浄円寺の境内には、お米地蔵が建てられています。