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2020-08-08 20:51:00

お釜 おかま

刈田郡蔵王町

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蔵王のお釜は樹氷と並んで蔵王連峰の象徴ともいうべき典型的な火口湖です。お釜は、熊野岳と刈田岳の中間にある馬の背の東側に横たわる湖で、周囲約一キロ、直径約三三○メートル、最深部は六三メートルあります。噴火によって生じた火口部に水がたまり、今なお硫黄物が噴出して水に溶け、乳白色のまざったコバルト色をしています。太陽光線のかげりかたで様々に色を変えることから五色沼と呼ばれます。湖水は酸性のため生物はおりません。水は南西から流れ出て濁川となり、賽の磧(かわら)を迂回して太平洋に注ぎます。*特殊双温水:層温帯地方の湖は、普通、夏になると表面の水温が高くなり、深くなるにつれて水温が下るのですが、蔵王のお釜の水は表面から十数メートルの深度で摂氏二度まで下り、それより深度を増すと温度が高くなるのです。つまり、軽い水の上に重い水があるということで、世界でも例、がなく、ナゾになっています。