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2020-08-09 09:38:00

七ツ森 ななつもり

黒川郡大和町

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泉ヶ岳の山裾にくっきり浮んでいる、大小七つの森は、七ツ森といわれる山です。「山の名を問えば 日脚(ひあし)も七ツ森 宿とらばやと急ぐ旅人」。この街道を旅した昔の人達が、この辺りまで来て七ツ森を見た所、次第に日も暮れ、何時だろうかと訪ねると、山の名と同じ七ツ刻(夕方の四時頃)という。ではそろそろ今夜の宿を探そうかと足を早めて行くという意味です。この山では、一日のうちに七ツの山、全部を登るという”お山がけ”が行なわれます。山の東南にある国見峠は、展望がすぐれ、軽装でも登れる所から、登山者がふえています。又、七ツの山の間に一段と低い山が見え、八つに見える事もありますが、その山は、タンガラ山という、おもしろい名がついています。タンガラというのは、土砂を運ぶ時に使うくるまの事をいいます。昔、朝比奈三郎という豪力無双の大男がおりました。ある日、知人の家でたらふくお酒を飲み、気が大きくなり、品井沼の所の土を掘り、タンガラに入れて運び、七ツの山を作りました。そして最後にトントンと、タンガラをたたいて落ちた土が、タンガラ山だといわれ、土を掘つた跡が、今の品井沼で、土を運んで往復した跡が、吉田川になったと伝えられます。(七ツ森右から松倉山、なで倉山、鉢倉山、鎌倉山、遂ヶ倉山、笹倉山)