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2020-08-09 09:40:00

政宗の短気 まさむねのたんき

黒川郡大和町

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七ツの山で、一番高いのが笹倉岳で、高さ、五百メートル、頂上には洞があり、薬師如来が祀られております。この薬師様が、政宗の短気を直したというお話があります。政宗はある日、家臣の片倉小十郎などを引きつれ、この七ツ森に狩りにまいりました。ところが、その日はどうした事か、兎はおろか、小烏一羽さえとれませんでした。政宗は、腹立ちまぎれに、丁度、近くにあった薬師如来の首をはねてしまったのです。その夜、理由のわからぬ熱病におそわれ、七日七晩苦しみました。まわりの者が心配して、易者に見て貰いましたところ、「薬師如来」のたたりというお告げ、早速、小十郎は七ツ森に出向き、首のない薬師様に首を乗せ、ホウタイをして謝ったところ政宗の病は直ちに全快したといわれます。そのため笹倉岳の薬師様は、今でも首にホウタイをしているそうです。この事があってから政宗の短気はだいぶなおり、後の名将になったのだといわれます。