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2020-08-09 11:49:00

岩井崎・潮吹岩 いわいさき・しおふきいわ

気仙沼市波路上岩井崎

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むかしこの岩井崎沖は、たいへん波が荒く、たびたび舟が難破しましたので、地獄ケ崎とよばれていました。ところが仙台藩主五代目の、伊達吉村がここに立ち寄って、その景色のすばらしさに魅せられて、地獄ケ崎の名を祝ケ崎とあらためました。その後十二代藩主の伊達慶邦(よしくに)が巡視のとき、鶴が寝ているような岩を見つけ、「崎の名の 岩井が石に 千代かけて 宿れる鶴の 寝姿をみる」と詠んだことから「祝ケ崎」を「岩井崎」と書くようになり、現在ではすっかりこの呼名になっています。岬付近には、約二億年前の有孔虫やサンゴの化石を含んだ岩礁が重なりあい、「寝姿の岩」「夫婦岩」「剣の山」などの、おもしろい岩がそそり立っており、とくに潮吹岩は剣の山に連なる海食洞で、太平洋の波浪が打ち寄せるたびに、ものすごい音とともに、海水が三十メートルも吹き上げ、空に鮮やかな虹をかけます。