インフォメーション

2020-08-10 09:59:00

「う-めん」の起源 うーめんのきげん

白石市

--------------------------------------

今から三○○年以上前の元禄のころ、白石に親孝行の鈴木浅右衛門という人がいました。父親の久左衛門が胃をわずらい、食欲もなく床に伏せる日が続いていました。父親は大のめん好きでしたが、「油を使うそうめんは病気に悪い」と、医者から固く禁じられてしまいました。浅右衛門は油を使わないめんがないものか」と途方にくれていました時、たまたま鈴木家に宿泊した旅の僧から、お礼にと教えてもらったのが、油を使わない小麦粉と塩水だけの「う-めん」の作り方でした。浅右衛門は、旅の僧から教えられたとうりにめんを作り、これを温めて父親に食べさせたところ、父親の病気はみるみる良くなり、元気をとりもどしました。浅右衛門の作るめんは、独特の風味と消化が良く、滋養に富んでいるところから評判が評判をよび、「う-めん」と名付けられるようになりました。これを伝え聞いた片倉の殿様も浅右衛門のう-めんを賞味したところ、あまりの美味しさにそのうまさをたたえ、浅右衛門に褒美として帯刀を許し、名前を味(み)右衛門と名乗るように命じられたということです。その後、白石地方では、この製造法をとりいれたうーめん作りが盛んになり、片倉家の保護奨励によって地場産業として益々発展してゆきました。