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2020-08-10 10:03:00

小原の「くず」 おばらのくず

白石市小原

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小原では、江戸時代の中頃からくずがたくさんとれ、当時は有名な奈良の「吉野ぐず」とも肩をならべるほどの人気があって、大阪あたりまで運ばれていました。「白石三白」の一つの「くず」は、戦後、山のくずが極端に少なくなり、小原のくずは十数年の間、品質の良いくずが作れない状態でしたが、今は昔ながらの製法そのままに、純度百%のくず粉が作られています。ぐずは毎年七月頃、紫色の花をつけますが、この時期に山を歩き、見つけておくことが大切です。収穫されたくずの根は、冬の冷たい水と、人の手間ひまをかけた作業で、白く美しいくず粉に変身して行きます。石三白の他の二つは、三百年の歴史と伝統をもつ「白石温麺」、もう一つは堅牢と評判の高い「白石和紙」です。