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2020-08-10 10:40:00

子愛観音 あやしかんのん

仙台市青葉区愛子

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愛子(あやし)地区に観音様があります。愛子という地名の由来は、その昔、夫と死別した若い女房が、大百姓の手間取りとして、幼ない子供を背負いながら働いていましたが、強欲な大百姓は、子連れでは能率があがらないからと、朝から晩まで三人分もの仕事をさせました。若い母親は、泣く泣く子供を家に残して働きました。ある日、家に帰ってみると、子供は飢えのために死んでいたのです。我が子の死を悲しんだ母親は、池に身を投げ、この世を去りました。この事があってから、池の底から毎夜、子供の名を呼ぶ女の声が聞こえるようになったのです。この噂を伝え聞いた仙岳院の住職が、「子愛観音」を建て、廻向したところ、それ以来、水底からの声は聞かれなくなったと伝えられます。