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2020-08-10 14:53:00

有耶無耶の関・笹谷峠 うやむやのせき・ささやとうげ

宮城県と山形県とを結ぶ最古の峠

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現在の笹谷新道が開通する昭和五十六年四月までは、標高九○六メートルの笹谷峠を越えていました。そこには「有耶無耶(うやむや)の関」があり、遠く都人にも知られ、多くの歌にも詠まれた難所でした。伝説によりますと、昔、笹谷峠には山鬼が住んでいて旅人を捕えて食べたり、物をとったりしておりました。そのころ、山中に二羽の鳥がいて、「ウヤ、ムヤ」と鳴いて旅人に山鬼の所在の有無を知らせたと伝えられ、「有耶無耶」の名が生まれたと申します。笹谷峠を間に山形県側に関沢、宮城県側に笹谷の集落があります。かつては笹谷街道の宿場として賑わいを見せ、宮城県側からは生鮮や呉服、小間物など、また山形方面からは穀物、煙草、銅などの物資が盛んに運ばれました。