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2020-08-13 09:59:00

フルーツ王国 ふるーつおうこく

恵まれた気候と風土から、ミカン以外ならなんでもとれる、果物生産量全国一を誇るのが山形県です。それでは代表的なフルーツを紹介いたしましょう。サクラソポ(桜桃):全国生産量の約八○%を占めるサクランポは、県内各地の農園で作られ、六月中旬から七月上旬にかけて、可憐さと初夏のさわやかな風味が全国的に親しまれ、サクラソポの原産地トルコをしのぐ勢いです。傷みが早いので、摘まれたものはできるだけ早く味わってほしいとのことです。種類は次の通りです。佐藤錦:東根市の佐藤栄作さんの手によって、大正から昭和にかけて開発された品種です。見た目も味も最高の品質を誇り、収穫期は毎年六月二十日頃です。ナポレオン:ヨーロッパで育成されたもので、多少の酸味があるため、国内缶詰はナポレオソ種がほとんど受け持っています。六月末から七月初旬が収穫期です。紅さやか:佐藤錦を親として、山形県で開発されたのが紅さやかです。紅色の実は熟するにつれて甘味が増し、最盛期は六月十日頃です。紅秀峰:平成三年に種苗登録されたのが紅秀峰です。大きさや甘さ、色など、すべて佐藤錦よりすぐれているといわれます。南陽::品種が育成されて二○年以上たちますがどちらかというと育ちにくく、あまり一般の店先には並びません。実は大きく、上品な味がして、地元では人気の高い品種です。おみやげとしては、さぐらんぽのお酒、ナポレオソチェリー(びん詰)、さくらんぽ漬、アイスクリームなどがあります。桃:中国では古くから不老長寿の妙薬、といわれ珍重されてきたのがバラ科の桃で、日本でも古くから各地で栽培されています。温暖な気候を好むため、生産地は山形が北限とされています。おいしい桃は、左右対称で形のよい球形のものがよく、うぶ毛がさわってはっきりしたものほど新鮮です。白桃、水密桃など品種は多く、収穫期は八月頃です。おみやげは果実の夢物語ピーチ味です。桃のアイスクリームも販売されています。リンゴ:山形では主に南陽市、朝日町、櫛引町がリンゴの産地で、収穫期は品種によって多少は異なりますが、リンゴ本来のおいしさが生まれる完熟期をまって、九月上旬から十一月下旬ごろに行われます。主流品種は、フジ、紅玉、ジョナゴールド、王林などで、アップルジュースやリソゴめんのおみやげがあります。ブドウ:江戸時代に甲州から伝わったブドウは、昼夜の寒暖の差の大きい置賜地方を中心に、山々の南斜面に日光がよくあたるように、枝ぶりよく剪定された果樹園が作られ、今では全国第三位の生産量を誇る山形のブドウです。なかでも種なしのデラウェアは日本一で、その他、巨峰、高尾、ロザリオビアンコといった大粒の品種に人気があります。収穫期の八月から九月にかけては、観光ブドウ園の多い南陽市や高畠町は大変にぎわいます。おみやげは、フルーツジュースキャンベルとコンコード。ワイン各種があります。ラ・フランス:大正時代に山形に入ってきた洋ナシ、ラ・フランスは、みばえの悪いことから今までは人気はもう一息でしたが、今では、豊潤な甘さととるけるような舌ざわり、その香りで果物の女王と称されるようになりました。収穫期は十月中旬の十日間ほどです。おみやげは、寒河江市や天童市に直売店があり、ラ・フランスジュース、ラ・フランスジャム、ラ・フランスチーズケーキがあります。庄内柿:鶴岡市や櫛引町では、秋ともなると庄内柿に美しく色どられます。本来は平核無種という渋柿ですが、渋ぬきの技術が進み、充分な甘さと種なしで食べやすいことから最高級品といわれます。干し柿も有名で、晩秋には上山市を中心に、つるし柿をつくる農家がみられます。収穫は十月中旬から下旬が最盛期です。おみやげとしては、柿えくぼがあります。