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2020-08-13 10:13:00

烏海山 ちょうかいざん

山形県・秋田県

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山形と秋田の県境にそびえ、海抜二二三七米、東北一の高さを誇り、長くすそをひいたその姿は、出羽富士の名で親しまれております。鳥海山は、新と旧の二つの火山が、東西に連らなったコニーデ型の二重火山です。朝廷が初めて越後から出羽国ヘ蝦夷征伐の軍を進めた、慶雲、和銅の頃(七○五)、鳥海山はいつも噴煙を吐き、時々大爆発を起して、熔岩や火砕流を飛ばすため、先住民の蝦夷は勿論、それを討つ兵も、大変この山をおそれたといわれています。叉中古時代には、鳥海の噴火は、何かおそろしい事の起る前ぶれと信じられて、人々はこの山の名を鳥海山とよばず、大物忌神とよんでおりました。物忌とは、身を清めけがれたものにふれないことで、噴火のたびごとに物忌を行って、山の神の怒りしずめた事から、大物忌神社の名が生れたといいます。最高峰の新山の頂上に、大物忌神社をまつっております。