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2020-08-13 10:38:00

猿羽根峠 さばねとうげ

尾花沢市と最上郡舟形町との間にある峠

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猿羽根山は、海抜二○○米たらず(一七八)、最上、庄内の重要な関門であり、叉陸奥の多賀城から出羽、秋田の雄勝を結ぶ重要な地点でした。「猿羽根山越え 舟形越えてあいに来たぞへ 馬場町(ばんばちょう)」と新庄節に唄われて、貧しさに堪えかねた老婆が、愛しい娘を馬場町の郭へ売り、訪ねて行く悲しい話をもりこんだものです。明治元年、戊辰の役の折、新庄戸沢藩は奥羽鎮撫総督、九条道孝から、庄内の酒井討つべしの指令を受け、菊花の旗をひるがえし、猿羽根の険を守ったのですが、親しい知り合い同志の藩士達は、戦意なく、ただ義理の戦いをしたのみで、戸沢藩は、猿羽根から退却してしまったということです。