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2020-08-13 22:13:00

大石田町 おおいしだまち

北村山郡大石田町

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大石田町は最上川を利用して、山形特産紅花や米が運ばれ、江戸、大阪の物産がこの流れをさかのぼった頃は、最大の港町として栄えたところです。今から三八○年以上前、最上義光が、最上川の荷物の中継所を、最上郡清水から大石田へ移したのが、大石田発展の糸口となりました。その後四○年ほど過ぎますと、全国的な銀山ブームが起き、尾花沢の延沢銀山にも、抗夫や山師が十数万人も入り込み、また一年で数十万俵の米や紅花、煙草のほとんどがこの大石田町から送られ、大きな船問屋、蔵元の勢力はすばらしく、大石田の商人から金を借りる大名さえあらわれる程でした。あまりに大石田商人の勢力が伸び、横暴のふるまいもあったものですから、漆山の庄屋善左衛門が江戸幕府に直訴しましたので、これがもとで、最上川を往き来する舟は、大石田をただ素通りするようになって、河港としての価値がだんだん減少してきました。