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2020-08-14 16:17:00

椙尾神社と犬祭り すぎおじんじゃといぬまつり

鶴岡市大山

0235-33-0044

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昔、この椙尾神社の裏山に化物が住み、毎年まつりの五月五日に、村の美しい娘を「人身御供」として差し出さなければならず、村の人をの嘆きはひと通りではなかったといいます。この人身御供を出さないと、化物は村の田畑を荒すので、村人はどうすることもできないでおりました。ある年、大山を通りかかった一人の山伏が、ふとした機会に、この話を聞いて祭りの夜に神社の物影で様子をうかがっていると、真夜中頃生臭い風が吹き、お宮がゆれたかと思うと「丹波(兵庫県)のメッケ犬に、必ずこのことを聞かせるな」といいながら、一匹の大きなムジナがあらわれ、娘をさらってゆきました。そこで、山伏は翌年娘のかわりに「メッケ犬」を神前に供えました。翌朝、村人たちは犬にかみ殺されたムジナと、全身傷を負って息たえた犬を見つけました。村人たちはこの勇敢な犬の霊をとむらうため、今でも木彫の「メッケ犬」のみこしを先頭に町をねり歩きます。