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2020-08-14 23:00:00

手向 とうげ

鶴岡市羽黒町手向

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手向は、羽黒山口と呼ばれた表登山口です。出羽三山の登り口では昔から一番大きく三山詣りの信者で賑った所です。とうげといいますと、山の峠と思う人が多いようですが、ここのは手を向けると書き、字の通りに読みますと「たむけ」になります。昔、旅人が峠まできて、登って来た道を振り返り、これからの旅の無事を祈って、神仏に手をあわせる習わしがありましたので、たむけという言葉も、峠と同じ意味に使われたといわれます。

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手向は、羽黒山のふもとにある、細長い町並みで、道路に沿って両側に、旅館や、宿坊が並ぶ門前町でした。ここには、天然記念物に指定されました巨大な杉並木が、うっそうと茂る参道を二四四六段の石段を登りきると、合祭殿があります。参道に入ってまもなく左手にある、五重塔は、重要文化財(約六○○年前に建てられたもの)です。伝説によりますと、平将門が建てたといわれます。塔の四方の額は、小野道風の書と伝えられています。