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2020-08-15 10:35:00

雨呼山の伝説 あまよばりやまでんせつ

天童市貫津

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昔、ジャガラモガラの近くに大きな沼があり、年を経た一匹の竜が住んでおりました。ある年、天童の仏向寺の一向上人が貫津の東漸寺で説法された時、竜は少女の姿となって寺に参りました。七日七夜の説法が終った時、少女が近付き、「私は、雨呼山の竜でごございます。今まで修業が足りず、昇天できず悩んでおりましたが、上人様の有難い教えで天に昇れます。どうぞお導き下さい」と申しました。上人は、「極楽成仏できるよう、御仏の力をかりてあげよう」と答えますと、竜は感激して、「御礼として日照の時、この縫い目なしの衣をつけ、この竜の手の判を持って雨乞いの祈願をなされば、必ず雨を降らせましょう」と言って、衣と竜の手の判を置いて、竜巻と共に天に昇って行きました。それ以来、雨乞いをする時には必ずあの山で行ないますので、山の名も雨呼山というようになりました。