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2020-08-15 11:22:00

長井紬と白鷹紬 ながいつむぎとしらたかつむぎ

長井市・西置賜郡白鷹町

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長井市から白鷹町にかけての一帯に、絹織物の一つ手織り紬の伝統的な工芸品「長井紬」が伝えられています。下長井地方は天正年間(一五七三〜一五九一)のころから養蚕が盛んでした。長井紬は上杉鷹山公(一七五一〜一八二二)が、藩財政立て直しのため、より養蚕を奨励したのが始まりで、これにより紬の生産は盛んになりました。鷹山公は安永四年(一七七五)に、養蚕奨励のため、藩内に桑の苗木、一○○万本を植えカイコの飼育や桑の育て方などの指導を、自ら受けています。永い間の縞紬や横絣の研究の結果、この長井紬から琉球紬に似た米沢琉球=米琉や、白鷹お召が完成しています。絣の柄はそれぞれ特徴があり、長井紬は比較的大柄の緋で、本場米琉は小絣や蚊絣など柄は小さく、また白鷹お召はしぽが大粒であることと、亀甲と十字絣の模様があることが特徴です。これらの織物は、渋味のある丈夫な品質で、広く一般の人に愛用され、昭和五十一年(一九七六)に、米沢草木染とともに、置賜紬の名で国の伝統的工芸品に指定されました。