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2020-08-16 22:25:00

六浄豆腐 ろくじょうとうふ

西村山郡西川町岩根沢

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岩根沢の名物には、片倉家に伝わる六浄豆腐があります。その名の通り、つくり方は普通の豆腐と同じように作りますが、ニガリをきかせて固めにつくった豆腐に塩をぬり、日光にあて乾かしたもので、ほしあがった一丁の豆腐はちょうどタバコのピースの小箱位の大きさに、カチンカチンにかたまります。このような作り方は、豆を煮る時に出るあわを消す材料と、豆のしぼり加減、塩のぬり方、ほし加減にそれぞれコツがあるとのことですが、今もってこの作り方は、片倉家の秘伝とされております。それは、昔、三山まいりの山伏が、岩根沢まで来たところ、病でたおれてしまいましたが、片倉家の手あつい看病により病気もなおり、そのお礼として、この豆腐のつくり方を伝え、他言は無用といって立去ったと伝えられています。つくる時期は八十八夜から一週間とかぎられておりますため、たくさんはつくられません。石のように堅い六浄豆腐をカンナでけずり、酒やビールのおつまみ、お吸物などに使います。