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2020-08-17 11:07:00

与次郎稲荷 よじろういなり

東根市・秋田県秋田市

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最上三鳥居の一つで重要文化財です。この奥に、飛脚与次郎を祀る、与次郎稲荷があります。

与次郎稲荷の由来:秋田藩主佐竹義宣公に仕える与次郎という飛脚がお秋田と江戸の間、二百里あまりをわずか六日間で往復するため、幕府の機密がつつぬけになり、あの与次郎こそ白狐の化身に違いないと、与次郎暗殺の計画がすすめられました。その頃、この六田集落に、木賃宿の間右ヱ門という人が住んでいました。与次郎はいつもここを宿としていましたから、幕府は間右ヱ門に沢山の金をにぎらせ、与次郎を殺そうとしました。間右ヱ門に、お花という一人娘がおり、与次郎を恋い慕っていましたから、与次郎に身の危険を知らせ、そっと逃してやりました。ところが与次郎が松並木にさしかかった時、油あげのにおいが鼻をくすぐり、一応は警戒したのですが、空腹のため道路の油あげに手を出したしとたん、網にかけられ、その場で惨殺されてしまいました。お花は泣く泣く骨を埋め、菩提をとむらいましたが、それからは誰もお花の姿を見たものはありません。その後、いろいろと悪い事ばかり続くので、殺された白狐のたたりに違いないと小さな社を建ててまつる事になり、今では商売繁昌、恋の成就に御利益があるといわれ、秋田藩に仕えたという意味からか、毎年秋田からの参拝者が多いそうです。